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2024年12月28日

ほうれい線とは?原因から改善方法まで徹底解説

ほうれい線とは?原因から改善方法まで徹底解説

「ほうれい線が目立つのは年齢のせい?」とお悩みの方へ。本記事ではほうれい線ができる原因から、セルフケアや美容医療での改善方法まで、ほうれい線対策に役立つ知識を徹底解説します。

ほうれい線とは?そのメカニズム

加齢とともに気になり始めるほうれい線は、単なる年齢の問題だけではありません。厳密にはシワではなくたるみです。そのメカニズムを解説していきます。

ほうれい線の定義と特徴

ほうれい線は、鼻翼から口角へと延びる自然な溝状のしわのことを指します。年齢とともに徐々に深くなる傾向があり、表情の変化や皮膚の弾力低下によって形成されます。特に笑顔や表情の豊かな方に目立ちやすく、顔の印象を大きく左右する要素の一つとなっています。

年齢による肌構造の変化

年齢を重ねるにつれて、肌の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンが減少し、皮膚の弾力性が低下していきます。これにより、表情筋の動きに対する肌の回復力が弱まり、ほうれい線が徐々に深くなっていきます。加えて、加齢による脂肪の減少も、ほうれい線を目立たせる要因となります。

表情の癖とほうれい線

日常生活での何気ない表情の癖は、ほうれい線の形成に大きく影響します。特に頬を上げる表情を頻繁にする方や、口角を下げがちな方は、その動きに沿ってほうれい線が形成されやすくなります。また、睡眠時の寝方や、スマートフォンやパソコンの長時間の使用もほうれい線ができる原因の一つです。

皮膚の厚みとほうれい線の深さ

皮膚の厚みは個人差が大きく、これがほうれい線の見え方に影響を与えます。一般的に、皮膚が薄い方はほうれい線が形成されやすく、また目立ちやすい傾向にあります。反対に、皮膚が厚めの方は、ほうれい線が形成されにくいという特徴があります。

ほうれい線と法令線の違い

ほうれい線と法令線の違いはありません。ほうれい線はヒトの鼻の側面から唇の端へ伸びる溝であり、法令線、豊麗線、豊齢線、鼻唇溝とも呼ばれます。

ほうれい線ができる原因

ほうれい線の形成には、様々な要因が複雑に関係しています。年齢だけでなく、生活習慣や環境要因なども大きく影響します。それぞれの要因について詳しく見ていきましょう。

肌の弾力低下とたるみ

加齢とともに減少するコラーゲンとエラスチンは、肌の弾力性を保つ重要な成分です。これらの減少により、肌のハリや弾力が失われ、重力の影響で頬がたるむことでほうれい線が深くなります。特に30代後半から顕著に現れ始め、適切なケアを行わないと徐々に進行していきます。

乾燥による肌ダメージ

肌の乾燥は、表皮のバリア機能を低下させ、肌の弾力性を損なう原因となります。特に、空調の効いた室内や乾燥した季節は要注意です。適切な保湿ケアを怠ると、肌の柔軟性が失われ、表情の動きに伴ってほうれい線が形成されやすくなります。

紫外線と肌の老化

紫外線による光老化は、ほうれい線形成の大きな要因の一つです。UVAは真皮層まで到達し、コラーゲンの生成を妨げるとともに、既存のコラーゲンも破壊します。これにより、肌の弾力性が失われ、ほうれい線が深くなっていきます。

表情筋の衰えと筋肉の影響

表情筋の衰えは、顔全体のたるみを引き起こし、結果としてほうれい線を深くする原因となります。日常的な表情の癖や、特定の表情筋の過度な使用は、筋肉の不均衡を生み出し、ほうれい線の形成を促進する可能性があります。

睡眠不足とストレス

慢性的な睡眠不足やストレスは、肌の再生力を低下させ、コルチゾールの分泌を促進します。これにより、コラーゲンの生成が抑制され、肌の弾力性が失われやすくなります。また、ストレスによる表情の硬直化も、ほうれい線の形成に影響を与えます。

自宅でできるほうれい線予防とケア

自宅で継続的に行えるケアは、ほうれい線の予防と改善に効果的です。毎日の習慣に取り入れやすい方法から、本格的なケアまでご紹介します。

ほうれい線ケアに効果的なマッサージ

マッサージによるお顔の血行の促進は、肌トラブルの改善に繋がります。側頭筋は、頬を支える小頬骨筋や大頬骨筋と繋がっているため、側頭部が凝るとお顔の筋肉も凝りやすくなります。指の腹を使って気持ちいいと感じるくらいの強さで、側頭筋をほぐしましょう。

保湿ケアで肌にハリを与える

十分な保湿は、肌の水分量を維持し、弾力性を保つために不可欠です。化粧水や美容液、クリームを用いて、特にほうれい線周辺を重点的にケアすることで、肌のハリと弾力を維持することができます。朝晩のスキンケアを丁寧に行いましょう。

表情筋を鍛えるトレーニング

表情筋のトレーニングは、筋肉を鍛えてほうれい線を目立たなくするのに効果的です。ただし、トレーニングの際、お顔を動かすたびに目元や口元にシワが寄ると、余計にシワが増えたり、ほうれい線に対して逆効果となる可能性があります。トレーニングの前にしっかり保湿をして、やり過ぎに注意しましょう。

日焼け止めやスキンケアアイテムの活用

紫外線対策は、ほうれい線予防の基本となります。SPF30以上のUVケア製品を日常的に使用し、外出時は適切な量を塗布することが重要です。また、ビタミンC誘導体やレチノール配合のスキンケア製品も、肌のターンオーバーを促進し、ほうれい線予防に効果的です。

ほうれい線に効果的な美容医療の選択肢

より積極的なほうれい線改善を目指す場合、美容医療による治療も効果的な選択肢となります。それぞれの治療法の特徴と効果について解説します。

ヒアルロン酸注入の効果とリスク

ヒアルロン酸注入は、即効性のある治療法として人気です。ほうれい線部分に直接注入することで、凹んだ部分を自然にふっくらとさせ、目立たなくすることができます。効果は6ヶ月から1年程度持続し、必要に応じて追加治療が可能です。また、ヒアルロン酸が誤って血管に入ると、血栓ができ、皮膚が壊死してしまうリスクがあります。顔の動脈の位置や詰まりが起こる範囲は決まっているので、その部分を避けて注射をします。

ハイフとその持続性

医療ハイフは高密度の超音波エネルギーを使用し、SMAS層(筋膜層)を熱で収縮させることで、たるんだほうれい線を根本から改善します。

半年~1年程の持続性があり、ハイフの効果を持続させたい場合は3ヶ月~6ヶ月に一度の頻度で施術を受けるのがお勧めです。

糸リフトによるリフトアップ効果

糸を用いたリフトアップ治療は、たるんだ皮膚を持ち上げることで、ほうれい線の改善を図ります。糸の挿入部では、刺激によりコラーゲンやエラスチンが増生されて、肌のハリや弾力がアップする美容効果も期待できます。施術時間が短く、ダウンタイムも少ないのが特徴です。効果は1〜2年程度持続し、自然な若々しさを取り戻すことができます。

治療費用とメンテナンスのポイント

各治療法の費用は以下の通りです:

– ヒアルロン酸注入:1回 5〜16万円

-ハイフ:1回 4〜10万円

– 糸リフト:10〜30万円

定期的なメンテナンスと適切なスキンケアを組み合わせることで、

より長期的な効果を維持することができます。

ほうれい線の予防となる生活習慣

日々の生活習慣は、ほうれい線の予防と改善に大きな影響を与えます。ここでは、効果的な予防法として取り入れるべき習慣について詳しく解説します。

規則正しい睡眠で肌を整える

質の良い睡眠は、肌の再生と修復に不可欠です。生活習慣の乱れは、肌の乾燥やターンオーバーの乱れを招き、ハリや弾力の低下につながります。また、いつも同じ方ばかりを下側にする横向き寝は、片側の頬ばかりを圧迫するため、左右のバランスが崩れてたるみが生じやすくなり、ほうれい線を悪化させます。

バランスの取れた食事

コラーゲンの生成を促すビタミンCや、肌の弾力を保つタンパク質など、必要な栄養素を積極的に摂取することが重要です。特に魚類に含まれるオメガ3脂肪酸や、野菜・果物に含まれる抗酸化物質は、肌の健康維持に効果的です。

ストレス管理

ストレスを受けるとストレスホルモンとも呼ばれるコルチゾールが分泌されます。コルチゾールには良いはたらきもありますが、肌のバリア機能の低下やコラーゲン量の減少などへの影響が報告されています。そのため、ほうれい線を深くする原因になります。

適度な運動の習慣化

運動不足になるとリンパや血流が滞ってしまうため肌が栄養不足となって肌のハリを維持するコラーゲンの生成も滞ってしまいます。その結果、コラーゲンの減少した肌はたるみやすく、ほうれい線が目立ちやすくなってしまいます。適度な運動を習慣化しましょう。

紫外線対策の徹底

UVケアが不十分だと、紫外線によるダメージが蓄積して光老化が徐々に進行します。乾燥や紫外線のダメージにより、肌のハリや弾力が失われて、たるみやすくなります。

おすすめの化粧品

ほうれい線ケアに特化した製品を、症状や肌質に合わせてご紹介します。

ゼオスキン ファーミングセラム

価格  ¥32,560-

肌をすっきりと引き締め、なめらかなハリのある若々しい肌印象へ導きます。 口元・フェイスラインのたるみが気になり、輪郭がはっきりしなくなってきた方におすすめ 

ゼオスキン Gファクターセラム

価格  30ml ¥19,580-

年齢とともに気になる肌の乱れをケアし、肌本来の美しさを取り戻して健やかな肌へと導きます。敏感肌も含め、さまざまな肌タイプでご使用いただけます。コラーゲンを製性する力をサポートし、高い肌密度を目指します。肌にハリや柔らかさ、潤いを導きます。

ウェルネスでのほうれい線治療

ウェルネスでは、ほうれい線を改善するためのさまざまな治療法が提供されています。
一般的な治療から再生医療にいたるまで、選択肢を紹介します。

ハイフ

詳細:『高密度焦点式超音波』の意味で、皮下組織・SMAS筋膜に超音波を一点に集中させ、表面の皮膚を火傷させずに熱で引き締める仕組みになっていて、肌のたるみを改善する治療法です。お肌の土台であるSMAS筋膜を引き締め・引上げることにより、根本的なたるみ治療を行います。

ほうれい線 ヒアルロン酸

ヒアルロン酸を気になる部位に注入し、シワやハリ・肌質を改善する方法です。

真皮線維芽細胞補充療法

肌細胞といわれる真皮線維芽細胞は、お肌の潤いと弾力の元となるコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンをお肌の真皮層で産生する働きを持っています。ご自身の肌細胞を注入するので、アレルギーなどの副作用の副作用の心配もなく体への負担も少ない治療方法です。細胞レベルから活性され、徐々にお肌の状態が回復していに自然な若返りが可能ですまた、定期的に再注入することで安定して効果を実感できます。

真皮線維芽細胞補充療法 症例

移植1クール(2回移植)・メンテナンス1回移植後のお写真です。
若々しくなり、きめも細かくなりました。
お肌にハリがでてほうれい線の影が薄くなっているのがよくわかります。

まとめ

ほうれい線は、適切なケアと治療を組み合わせることで、効果的な改善が可能です。ウェルネスでは、お一人おひとりの肌状態や生活習慣に合わせた最適な治療プランをご提案いたします。

まずはカウンセリングにて、経験豊富な専門医が丁寧にご説明させていただきます。お電話でのご予約・ご相談も承っておりますので、ほうれい線でお悩みの方は、お気軽にウェルネスへご相談ください。

ご予約・お問い合わせについて

恐れ入りますが当クリニックは完全予約制です。
初診と再診でご予約の際の電話番号が異なりますのでご注意ください。

山本医師の画像

監修医師

医療法人仁由会 理事/日本ウェルネス再生クリニック 院長

山本 一仁Yamamoto Kazuhito

平成3年 京都府立医科大学卒業、同年京都府立医科大学第一外科入局。
その後社会保険神戸中央病院外科医長としての勤務を経て、 平成15年よりビバリーヒルズクリニック院長就任。
平成22年よりウェルネスクリニック大阪梅田院に勤務。
平成23年より梅田美容山本クリニック院長就任。
平成29年より医療法人仁由会 日本ウェルネス再生クリニック院長就任。

前原医師の画像

監修医師

医療法人仁由会 理事/日本ウェルネス再生クリニック 副院長

前原律子Ritsuko Maehara

2014年 神戸大学大学院医学研究科 博士課程 入学
2016年 神戸大学大学院医学研究科 博士課程 修了
2016年 医療法人前幸会 ささゆりヘルスクリニック 開院
2020年 医療法人仁由会 日本ウェルネス再生クリニック副院長就任