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2024年5月27日

自然な美しさを取り戻す、肌の再生医療の全貌【再生医療】

自然な美しさを取り戻す、肌の再生医療の全貌【再生医療】

肌の再生医療は、ご自身の真皮線維芽細胞を活用して自然な方法で肌の若返りを図る最先端の医療技術です。この治療法により、老化による肌の悩みを根本から改善し、本来の美しさを取り戻すことが可能です。

肌の再生医療とは?

肌の再生医療とは、肌の“真皮”部分にある「肌細胞(真皮線維芽細胞)」を移植して増やすことで、老化症状が起こる前の肌本来の状態に戻す細胞治療です。

当院では、真皮線維芽細胞移植の他にも「自己PRP(多血小板血漿)療法」などの治療方法もございます。

再生医療の基本概念

「再生医療」は、"病気や事故など様々な理由によって失われた体の組織を再生すること"を目指して提案された医療技術です。よく「根本治療」という言葉が使われますが、失われた組織や臓器を根本的に元に戻すことを目指しています。
そのため、再生医療では生きた細胞を使ったり、人工材料をうまく使ったり、遺伝子を入れた細胞を使うなど、さまざまな新しい技術を使用した基礎研究がおこなわれてきました。

肌の再生を助ける技術

細胞レベルでの治療がどのように肌の健康を再建し、若返らせるのかを解説していきます。

当院の「肌の再生医療」は、時間をかけ多くの専門家の厳しい目に晒され、エビデンスを蓄積した治療であり、根拠に基づく医療です。

シワやたるみといった老化症状は、肌細胞(真皮線維芽細胞)の減少が原因で起きます。

加齢とともに真皮線維芽細胞が減少することにより起こる肌老化を改善させることを治療目的としています。

患者様ご自身の真皮線維芽細胞を、細胞培養を行う専門のラボで増殖・培養し、その細胞を直接肌に戻し細胞を補充することによって、肌の機能そのものを改善します。

加齢は止められなくても、老化のスピードを遅くすることや、根本的に肌を若返らせることが可能な治療が『真皮線維芽細胞補充療法』です。

肌の再生医療の種類

肌の再生医療には、真皮線維芽細胞補充療法の他にもPRP療法やエクソソーム療法などがあります。

これらの治療法について解説していきます。

真皮線維芽細胞補充療法

肌細胞(真皮線維芽細胞)の減少により起こる肌老化を改善させるため、ご自身の真皮線維芽細胞を、増殖・培養し、その細胞を直接肌に戻し細胞を補充することによって、肌の機能そのものを根本的に改善します。

肌老化の要因に直接アプローチできるアンチエイジング治療になります。

PRP(多血小板血漿)療法

血小板には体の細胞を蘇らせる成分である「成長因子」が多く含まれています。傷んだ組織を修復するために血小板が集まり、各種の成長因子を放出して損傷部の修復が促進されます。

ご自身の血液からPRPのみを抽出し、お肌に戻すことで、肌の組織を修復・再生を促進させる治療です。

エクソソームを活用した治療

幹細胞を培養する過程で、不純物を取り除いた上澄み液を幹細胞培養上清といいます。幹細胞培養上清にはエクソソーム・成長因子・サイトカイン群といった数百種類もの生理活性物質が含まれています。
エクソソームは、細胞間でシグナル伝達を行う微小な穂胞体で、抗炎症作用や肌質改善効果を得られることから、お肌のトラブルを改善して美肌へと導きます。

真皮線維芽細胞による肌の再生医療の効果

肌再生に必要不可欠なのが肌細胞(真皮線維芽細胞)ですが、具体的にどのような治療効果・美容効果があり、肌の若返りを実現できるのか掘り下げていきます。

シワとたるみの改善

肌は3つの層から成り立っており、表面から「表皮」・「真皮」・「皮下組織」となっています。真皮線維芽細胞とは真皮にある細胞であり、「ハリ肌」のもととなるコラーゲン繊維、「弾力感」のもととなるエラスチン、「みずみずしさ」のもととなるヒアルロン酸を生成する、重要な役割を担っている細胞です。

この細胞が加齢や紫外線などのダメージによって失われたり、衰えて働かなくなると新陳代謝が落ち、コラーゲンやエラスチンが弾力を失い、ヒアルロン酸が失われることで水分が減少していきます。それがシワやたるみの原因となります。

失われた肌細胞を直接肌に戻し細胞を補充することによって、肌の機能そのものを回復させ、シワ改善・たるみ解消が叶います。

肌質の全体的な改善

また、シワやたるみなど老化の改善だけが目的ではなく、5年後、10年後の未来の肌を若返らせ、美しくいられる事を目的とした治療でもあります。

肌のハリや弾力が蘇らせ、肌質改善により、未来の肌を今よりも若く保つことが出来るのです。

長期的な効果

半年ほどの期間をかけて穏やかに再生した後、数年に渡って持続しますが、日々、確実に減っていく「肌細胞」を定期的に補充することにより、更なる肌再生効果が見込めます。

肌の再生医療の治療プロセス・流れ

肌再生をお受けいただく際の一連の流れと各ステップの重要性について説明します。

カウンセリングと診察

実際に治療を受けるには、まず日本ウェルネス再生クリニックにてカウンセリングを受けていただきます。

カウンセリングの目的として、あなたのお悩み・ご希望をはっきりさせることが重要です。

治療に関して詳しくご説明いたしますので、納得いただけるまでご相談ください。

また、カウンセリング当日にそのまま治療を開始することはございませんが、ご希望により治療前に必要な血液検査まで進むことはできます。ゆっくりと治療をご検討していただき、信頼関係が構築された上で治療を始めていただきたいと考えています。

細胞の採取と培養技術

皮膚採取

老化の進行が遅いと言われている耳の裏から、米粒大ほどの皮膚片を採取します。麻酔をしますので、ほとんど痛みはありません。また、細胞培養に使用する血液も採取いたします。

培養・増殖

厚生労働省許認可の専門施設(特定細胞加工物製造事業者)にて専門の技術者が、採取した皮膚から肌細胞を抽出し、その肌細胞を約一万倍に増殖培養します。

肌細胞をお預かりしてから、培養が完了するまでおよそ5週間ほどの間、専任の培養技師が責任をもって管理いたします。

また、培養加工施設では、独立空調型無菌施設(バイオクリーンルーム)を備え、その中で確かな技術を有する細胞培養技術者が厳格な管理のもと、細胞の培養と保管を行なっております。

細胞保管についても、-196℃の液体窒素タンクの中で半永久的に凍結保管をすることができるので、今の一番若い細胞を、そのままの状態で半永久的に保管することが可能です。

安全な細胞移植

一万倍に培養した細胞は、専用の輸送資材により適切な温度管理がされ、生きたままの元気な細胞がクリニックへと届きます。

移植前には必ず、患者様へご自身の細胞を確認いただき、「品質管理証明書」の提示をした後にあなたの肌へ細胞をお戻し(移植)いたします。

また、適切な部位に適切な量の細胞を移植するために、移植前の診察も行った後に施術いたします。

施術後のケアと注意点

細胞移植後の適切なケアの方法と副作用への対処法について解説いたします。

日常でのスキンケア方法

肌細胞の減少を加速させてしまう主な原因として、紫外線、乾燥、活性酸素などが挙げられます。

せっかく肌細胞を移植しても日常ケアを怠っていては再び細胞の劣化が進んでしまいます。

化粧水や美容液などの基礎化粧品での丁寧な保湿と光老化を招く紫外線対策も心がけてください。

紫外線はコラーゲンやエラスチンを減少させてしまうため、日焼け止めや帽子、日傘、サングラスなどを使って予防的に日焼け対策を徹底しましょう。

また、紫外線は室内にも降り注ぐため、外出時だけではなく室内で過ごす日も日焼け対策が必要です。

副作用とその対処法

移植後、小さな内出血や腫れが生じることがございます。移植当日にはダウンタイムを最小限に抑えるシートマスクをお持ち帰りいただいておりますので、必ずご使用ください。

また、翌日からお化粧は可能です。

内出血もコンシーラーなどお化粧で隠せる程度のものになりますのご安心下さい。

気になることは事前のカウンセリングか、公式ラインよりお気軽にご相談ください。

定期的なフォローアップの重要性

移植後、定期的に(1、3、6、12ヶ月後)、無料の検診(カウンセリング)を行っており、私たちはこの時間を大切にしております。

治療後の患者様の経過について写真を見ながらご説明させていただき、スキンケアや他の治療法との併用のご相談なども承っております。

よくある質問

患者様からよく寄せられるご質問にお答えいたします。

Q.治療効果の持続期間とメンテナンスのタイミング

A. 肌の再生医療は、治療の効果が後戻りしたり失われてしまうという事は原則的にありません。
注入した細胞は、ヒアルロン酸などの異物とは違い、吸収されることがなく、1回効果が現れればその他の治療のように効果が消えるという事はないからです。
ただし、肌の再生医療によって一度若返った時点からまたお肌は加齢をしていくため、細胞保管をしていただき、一年前後で定期的にメンテナンスをしていただくことで長期的に効果が持続していきます。

Q.費用と保険の適応について

A. 当院で行う治療行為は保険診療適応外の自由診療になります。

肌の再生医療は、ほかの美容治療法と比べると安価な治療ではありません。

それは、肌細胞を作成する手間にあります。採取した患者様の細胞を、細胞加工施設(CPC)で専任の細胞培養技術師が培養し増やす作業をしています。CPCでは徹底した運営環境下において、24時間稼働の無菌室で細胞の汚染を防ぐ工夫がされています。この高度な設備で細胞培養を厳密な管理下で行うためには、それに見合ったコストがかかってしまいます。

もう1つは、医師の技量です。肌細胞の効果を発揮するには、肌の真皮層に移植する必要があります。経験がないと効果が発揮できない間違った層に注入してしまうことになります。

肌の再生医療は安価な治療ではありませんが、移植された肌細胞は活き続けますので、肌細胞が活動し続けている間は、若い頃のような美肌状態を維持させることができます。それを考えると、決して割高ではないと言えるでしょう。

※詳しい費用についてこちらをご覧下さい。

Q.肌再生治療を受けれない場合について

A. 次の5項目(梅毒・B型肝炎・C型肝炎・HIV・成人T細胞白血病)の病気に罹患している方や、申し訳ございませんが施術を受けることができません。
施術前の診察時に感染症血液検査の為採血させていただきます。

Q.治療前に知っておくべき事項

A. 移植後、肌細胞が肌に定着し肌組織を修復するまでおそよ1ヶ月~半年ほどかかります(効果には個人差があります)。また副作用としては、内出血、腫れ、発赤、疼痛、かゆみ、変色、圧痛、細胞の異常増殖による硬結やしこりができる可能性、自己免疫疾患の悪化の可能性があります。

まとめ

再生医療の一つである肌細胞(真皮線維芽細胞)の治療について説明いたしました。

肌細胞に光や熱などで刺激を与えて、創傷治癒効果により肌細胞を活性化させ、コラーゲンなどの産生を促す治療法は多くありますが、肌細胞そのものの数を増やせる治療法は《肌の再生医療》しかありません。

ウェルネスの特徴

当院では、お客様の大切な細胞の『安全性と安定性』に拘っており、

異物や人工物は一切含まず、副作用のリスクが極めて低いです。

また、再生医療は厚生労働省に申請し審査を受け認可を受けた医療機関でしか治療を行うことができません。細胞の培養や管理、患者様の治療に至るまでの一つ一つのプロセスに、厳しい基準が設けられており、高い安全性を有しています。

肌の再生医療の他にも

・第二種再生医療等提供計画番号6項目、

・第三種再生医療等提供計画番号8項目

計14項目の再生医療を提供しております。

ウェルネスが選ばれるポイント

自己血清100%

当院の肌再生治療は自己由来に拘っているため、動物由来酵素や動物由来血清は一切用いません。

100%自分自身の血液や細胞を用いることで、自身への生体拒絶反応がなく、自身との生体適合性に優れた細胞をご提供いたします。

自然な若返り

肌を痛めつけることなく、細胞による自然な回復力だけによる治療であるため、不自然な結果になったり失敗するリスクが極めて低いです。

確実に肌が再生される

移植した部位に肌細胞が定着しなければなりません。

当院の細胞はゆっくりと、しかし確実に肌が再生され、肌全体の質と機能が回復していきます。

半年ほどの期間をかけて穏やかに再生した後、数年に渡って持続します

1年前後で定期的に細胞を追加補充することで、

更なる肌再生効果が見込めます。

経験豊富な医師による確かな技術

当院は、肌の再生医療において西日本最多の症例数を持つ医師が在籍しております。

積み重ねてきた実績に裏付けられた豊富な経験と確かな技術で、こ患者様に安全で価値のある治療をご提供したします。

日本ウェルネス再生クリニックでは、患者様一人ひとりに最適な治療プランをご提案いたします。
是非お気軽にご相談ください。医師・スタッフ一同、心より皆様のご来院をお待ちしております!

ご予約・お問い合わせについて

恐れ入りますが当クリニックは完全予約制です。
初診と再診でご予約の際の電話番号が異なりますのでご注意ください。

山本医師の画像

監修医師

医療法人仁由会 理事/日本ウェルネス再生クリニック 院長

山本 一仁Yamamoto Kazuhito

平成3年 京都府立医科大学卒業、同年京都府立医科大学第一外科入局。
その後社会保険神戸中央病院外科医長としての勤務を経て、 平成15年よりビバリーヒルズクリニック院長就任。
平成22年よりウェルネスクリニック大阪梅田院に勤務。
平成23年より梅田美容山本クリニック院長就任。
平成29年より医療法人仁由会 日本ウェルネス再生クリニック院長就任。

前原医師の画像

監修医師

医療法人仁由会 理事/日本ウェルネス再生クリニック 副院長

前原律子Ritsuko Maehara

2014年 神戸大学大学院医学研究科 博士課程 入学
2016年 神戸大学大学院医学研究科 博士課程 修了
2016年 医療法人前幸会 ささゆりヘルスクリニック 開院
2020年 医療法人仁由会 日本ウェルネス再生クリニック副院長就任