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2025年10月23日

こめかみのへこみは治せる?原因とクリニック治療を解説

こめかみのへこみは治せる?原因とクリニック治療を解説

年齢を重ねるにつれて気になり始める「こめかみのへこみ・くぼみ」。顔の印象を大きく左右するこの悩みは、適切な対策により改善が期待できる場合があります。この記事では、へこみが生じる原因から、自宅でできるセルフケア、クリニックでの代表的な治療法まで詳しく解説します。

こめかみのくぼみ・へこみとは?

こめかみは皮膚の下に骨・脂肪・筋肉が複雑に構成される部位です。これらの組織のバランスが変化することで、表面にくぼみやへこみが現れます。
「最近、顔が疲れて見える…」
「頬はふっくらしてるのに、なぜか老けた印象に見える」
原因は『こめかみのくぼみ』かもしれません。

こめかみは意外と見落とされがちなパーツですが、顔の印象に大きな影響を与える場所で
美容医療でも注目されています。

くぼみが目立つ顔立ちの傾向

頬骨が高く、側頭部が平坦な骨格の方は、こめかみのくぼみが目立ちやすい傾向にあります。また、面長の顔型や、もともと皮下脂肪が少ない体質の方も、年齢とともにくぼみが強調されやすくなります。骨格の特徴により、同じ年齢でもくぼみの現れ方には個人差があります。

老け顔に見える理由

こめかみにくぼみができると、顔に深い陰影が生まれ、疲れた印象や老けた印象を与えてしまいます。特に横から見たときのシルエットが変わり、頬のたるみも目立ちやすくなります。また、目尻のしわやほうれい線と相まって、実年齢より上に見られることが多くなります。

体調や栄養状態との関係

急激な体重減少や栄養不足により、体脂肪や筋肉量が減少すると、こめかみのくぼみが強調されることがあります。特にタンパク質不足は筋肉の萎縮を招き、顔全体がやつれた印象になります。健康的な体重維持と適切な栄養摂取は、顔の輪郭を保つためにも重要です。

くぼみと左右差の関係

片側で噛む癖や頬杖をつく習慣などにより、こめかみに左右差が生じることがあります。また、寝る向きが一定だったり、表情の癖があったりすると、筋肉の使い方に偏りが生まれ、非対称なくぼみが現れることがあります。早期に気づいて対策することで、左右差の進行を防ぐことができます。

こめかみのへこみ・くぼみの主な原因

こめかみがへこむ原因は複数あり、多くの場合は複合的な要因により生じます。原因を理解することで、適切な予防策や治療法を選択できます。

加齢による骨萎縮

年齢を重ねると、頭蓋骨全体が萎縮し、特に側頭骨の部分が薄くなることでこめかみがくぼみやすくなります。この骨の変化は自然な老化現象ですが、30代後半から徐々に始まり、50代以降で顕著になることが多いです。骨密度の低下も関連しており、カルシウムやビタミンDの摂取が予防に役立ちます。

皮下脂肪の減少

こめかみ部分の皮下脂肪が減少すると、皮膚が骨に近づいて落ち込み、へこみが強調されます。加齢とともに脂肪の分布が変化し、顔の上部(額やこめかみ)の脂肪が失われやすくなります。また、過度なダイエットや体重の急激な変化も、顔の脂肪減少を招く要因となります。

表情筋・咬筋のバランスの乱れ・衰え

噛みしめ・食いしばり・歯ぎしりの癖がある人は咬筋(頬の筋肉)が発達しすぎる一方で、現代人は柔らかい食べ物を摂取することが多く、噛む力が弱くなりがちです。咀嚼に関わる側頭筋の衰えも、こめかみのへこみに影響します。
結果的に咬筋は張る、こめかみは凹む」というアンバランスな顔立ちになります。
また、筋肉量の減少により、こめかみ部分のボリュームが失われ、皮膚がたるんでしまいます。日頃からよく噛む習慣を身につけることが予防につながります。

急激なダイエット・栄養不足

極端なカロリー制限や急な体重減少により顔の脂肪もごっそり落ちてしまい、
時に脂肪の少ない部位(こめかみ・目の下・こけた頬)から目立つ原因になります。
女性に多く、「痩せたけど顔が老けた」と感じやすくなります。

骨格や遺伝的要因

生まれつきの骨格や遺伝的な体質により、こめかみがへこみやすい方もいらっしゃいます。家族に同様の特徴がある場合は、遺伝的要素が関与している可能性があります。このような場合でも、適切なケアや治療により改善は十分可能です。早めの対策が効果的です。

姿勢や生活習慣の影響

猫背や前かがみの姿勢は、頭が前に出て顔の筋肉バランスを崩し、こめかみのへこみを助長することがあります。また、スマートフォンやパソコンの長時間使用による「ストレートネック」も、顔の筋肉に悪影響を与えます。
このような習慣が、顔全体の筋肉バランス・血流の悪化を引き起こし、こめかみの筋肉が衰える原因になります。
正しい姿勢を心がけ、適度な運動を取り入れることで、筋肉のバランスを整えることができます。

自宅でできるセルフケア方法

クリニック治療を検討する前に、まずは自宅でできるセルフケアから始めてみましょう。継続的なケアにより、へこみの進行を遅らせることが期待できる場合があります。

表情筋トレーニングの基本

表情筋を意識的に動かすトレーニングは、筋肉の維持・向上に効果的です。口を大きく開けて「あいうえお」と発音したり、頬を膨らませたりしぼめたりする動作を繰り返します。特にこめかみ周辺の筋肉を意識して、ゆっくりと丁寧に行うことがポイントです。1日5分程度でも継続することで、筋肉の張りを取り戻すことができます。

頭皮マッサージの効果

頭皮の血行を促進するマッサージは、こめかみ周辺の筋肉や皮膚の代謝をアップさせる効果があります。指の腹を使って、こめかみから頭頂部に向かって円を描くようにマッサージします。入浴時や就寝前に行うことで、リラックス効果も得られ、ストレス軽減にもつながります。

姿勢矯正による顔への影響

正しい姿勢を保つことで、顔の筋肉バランスが整い、こめかみのへこみ改善にも寄与します。肩甲骨を寄せ、顎を軽く引いた姿勢を意識しましょう。デスクワークの際は、モニターの高さを調整し、1時間に一度は立ち上がってストレッチを行うことが大切です。

栄養と筋肉の関係

筋肉の材料となるタンパク質を十分に摂ることは、筋肉量の維持を支えます。また、ビタミンCやビタミンEには抗酸化に関する知見があり、肌の健康維持に役立つとされています。バランスの良い食事を基本に、必要に応じて医療・栄養の専門家に相談しましょう。

睡眠とホルモンの関係

質の良い睡眠は、成長ホルモンの分泌を促し、細胞の再生能力を高めます。7-8時間の十分な睡眠時間を確保し、就寝前のスマートフォン使用を控えることで、深い眠りにつくことができます。規則正しい生活リズムも、ホルモンバランスの維持に重要です。

表情のクセを見直す

無意識の表情の癖や噛み癖は、顔の筋肉バランスを崩し、左右差の原因となります。鏡で自分の表情をチェックし、偏った動作がないか確認してみましょう。意識的に両側の筋肉を均等に使うよう心がけることで、バランスの取れた顔立ちを維持できます。

こめかみのくぼみに対するクリニック治療

セルフケアでは限界がある場合、美容クリニックでの専門的な治療を検討するのも一案です。現在、様々な治療法が用いられており、個人の状態に応じて方法を選択できます。

ヒアルロン酸注入の特徴

ヒアルロン酸注入は、注入直後から変化を実感される方もいます。施術時間は15〜30分程度のことが多く、日常生活に配慮した施術が可能な場合があります。持続期間は半年〜1年程度とされ、徐々に体内に吸収されるため、定期的なメンテナンスが必要となることがあります。リスクやダウンタイムには個人差があり、適応は医師と相談して決定します。

脂肪注入

自身の体(太ももや腹部など)から採取した脂肪を用いて、気になる部分にボリュームを出す治療法です。専用の装置で不純物を取り除き、濃縮した脂肪をくぼんだこめかみに注入します。定着の程度には個人差があり、比較的長い持続が見込まれる場合があります。

各治療のダウンタイム比較

ヒアルロン酸注入は、軽度の腫れや内出血が2〜3日程度続く場合があります。脂肪注入は、脂肪採取部位とこめかみの双方にダウンタイムが生じ、目安として1週間程度の腫れが見られることがあります。再生医療系の治療は個人差が大きく、施術内容により異なります。詳しくは医師へご相談ください。

当院のこめかみ治療の特徴

自身の血液から抽出した血小板等を用いる方法では、肌質の改善が見込まれる場合があります。効果の現れ方・持続には個人差があり、診察により適応を判断します。

目元のちりめんジワ・くまなどへの改善がみられる場合があります。
お顔以外(手の甲や首のシワなど)に用いられるケースもあります。
薬剤で物理的に埋める方法とは異なり、内部からの変化を目指す治療もあります(個人差あり)。

幹細胞やPRPを使った再生医療

ご自身の血液から抽出した成分(血小板や幹細胞など)を活用し、お肌本来の再生力に着目した治療法です。近年では、肌のハリや質感の変化を目的に、医療分野だけでなく美容医療の領域でも研究が進められています。

血小板に含まれる成長因子が、肌のコンディションを整える働きに関与すると考えられています。
施術後は、時間をかけて変化を実感される方もいらっしゃいますが、効果のあらわれ方や持続期間には個人差があります。

研究や臨床の一部では、ほうれい線・小じわ・肌の質感・目元の印象などに関して検討が行われています。当院では、患者さまの状態やご希望を丁寧に確認したうえで、適応を慎重に判断しています。

幹細胞やPRPを使った再生医療

顔の左右差の悪化

生活習慣や癖により、こめかみのくぼみに左右差が生じることがあります。放置すると差が拡大し、顔の歪みが目立つようになります。左右対称な美しい顔立ちを維持するためには、早期の修正が効果的です。

自信の喪失や心理的ストレス

見た目の変化は自己肯定感の低下や社会活動への消極性につながることがあります。QOL(生活の質)の向上という観点からも、気になる部分の改善は意義があります。外見への自信は内面の輝きにもつながり、より積極的な人生を送ることができます。

改善に時間と費用がかかるようになる

症状が進行するほど、治療に必要な時間と費用が増加します。軽度のうちに対策を講じることで、より簡単で経済的な治療により改善が可能です。予防的なケアや早期治療は、長期的に見て最も効率的なアプローチと言えます。

よくある質問(FAQ)

Q.ヒアルロン酸注入は痛いですか?
A.極細の針やカニューレ(鈍針)を使用するため、痛みは最小限に抑えられます。
必要に応じて表面麻酔もご用意していますので、ご不安な方はご相談ください。

Q.効果はどれくらい持続しますか?
A. 使用するヒアルロン酸の種類や注入量、部位などによって個人差がありますが、6ヶ月〜1年程度とされることが一般的です。定期的なメンテナンスで仕上がりの維持を目指します。

Q.副作用はありますか?
A.稀に内出血や腫れ、違和感、しこりが出る場合があります。
また、極めてまれですが、血管内に入ってしまうことで皮膚の壊死や視力障碍などのリスクも報告されています。
当院では安全性を第一に、経験豊富な医師が施術を担当し、リスクの最小限に努めています。

Q.ダウンタイムはどれくらいですか?
A. 個人差はありますが、軽い腫れや内出血が出ることがあります。腫れは1〜3日、内出血は1〜2週間程度で落ち着く方が多い一方、日常生活への影響には個人差があります。スケジュールに余裕を持ってご検討ください。

Q.修正やリタッチはできますか?
A. 可能です。注入後に「もう少しボリュームが欲しい」「左右差が気になる」などの場合、状態を確認しながら調整します。なお、仕上がりにご満足いただけない場合や不自然さがある場合には、ヒアルロン酸分解注射(ヒアルロニダーゼ)で元に戻す対応が可能なケースもあります(適応は医師判断)。

まとめ

こめかみのへこみ・くぼみは、適切な対策により改善が期待できる場合があります。軽度であれば日常のセルフケアから、より明確な変化を目指す場合はクリニックでの専門治療を検討してください。早期の対策が有効とされ、症状が進行する前に相談することで、より自然で満足度の高い結果につながることがあります。まずは信頼できる医療機関に相談し、個々の状態に最適な治療計画を立てましょう。

ご予約・お問い合わせについて

恐れ入りますが当クリニックは完全予約制です。
初診と再診でご予約の際の電話番号が異なりますのでご注意ください。

山本医師の画像

監修医師

医療法人仁由会 理事/日本ウェルネス再生クリニック 院長

山本 一仁Yamamoto Kazuhito

平成3年 京都府立医科大学卒業、同年京都府立医科大学第一外科入局。
その後社会保険神戸中央病院外科医長としての勤務を経て、 平成15年よりビバリーヒルズクリニック院長就任。
平成22年よりウェルネスクリニック大阪梅田院に勤務。
平成23年より梅田美容山本クリニック院長就任。
平成29年より医療法人仁由会 日本ウェルネス再生クリニック院長就任。

前原医師の画像

監修医師

医療法人仁由会 理事/日本ウェルネス再生クリニック 副院長

前原律子Ritsuko Maehara

2014年 神戸大学大学院医学研究科 博士課程 入学
2016年 神戸大学大学院医学研究科 博士課程 修了
2016年 医療法人前幸会 ささゆりヘルスクリニック 開院
2020年 医療法人仁由会 日本ウェルネス再生クリニック副院長就任