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2026年1月18日

植毛後のダウンタイムはいつまで?回復の流れと対策

植毛後のダウンタイムはいつまで?回復の流れと対策

植毛手術後の回復期間(ダウンタイム)について、症状の経過、注意点、生活の工夫、対策方法を詳しく解説します。

植毛のダウンタイムとは何か?

植毛手術を受けた後、患部が回復するまでには一定の期間が必要です。この期間に現れる様々な症状と、日常生活での制限について理解を深めましょう。

ダウンタイムの定義とは

医療や美容分野における「ダウンタイム」とは、手術や治療を受けた後に、体が正常な状態に戻るまでの回復期間を指します。植毛においては、移植した毛髪が定着し、手術による腫れや赤みなどの症状が落ち着くまでの期間がダウンタイムとなります。この期間中は、患部の保護と適切なケアが重要になります。

手術直後に起こる体の変化

植毛手術直後から数日間は、移植部位とドナー部位の両方に様々な症状が現れます。代表的な症状として、赤みや腫れ、軽度の出血やにじみが生じます。これらは手術による正常な反応であり、時間の経過とともに自然に改善していきます。一時的な感覚の鈍さを感じることもあります。

ダウンタイム中に制限されること

植毛後のダウンタイム中は、移植した毛髪の定着を促進し、感染や炎症を防ぐため、いくつかの行動制限があります。洗髪は術後48時間控え、激しい運動や入浴、飲酒、喫煙なども一定期間制限されます。また、患部への直接的な接触や摩擦を避けることが重要です。これらの制限を守ることで、より良い治療結果を得ることができます。

症状が出やすい時期

植毛後の症状は、手術当日から術後3-7日間にかけて最も顕著に現れます。腫れは術後2-3日目、赤みは1-2週間程度続くことが一般的です。かさぶたは術後1週間程度で形成されます。個人差はありますが、この時期に症状が最も気になることが多いです。

不安を感じやすいポイントとは?

植毛後に患者が最も不安に感じるのは、「移植した毛髪が本当に生えてくるのか」「周囲に手術したことがバレないか」「症状が正常範囲内なのか」といった点です。これらの不安は、事前に回復の流れを理解し、医師との密な連絡を保つことで軽減できます。異常と思われる症状があれば、遠慮なく担当医に相談することが大切です。

植毛のダウンタイム期間はどれくらい?

植毛手術後の各症状には、それぞれ異なる回復スケジュールがあります。症状別の詳しいタイムラインを把握しておくことで、安心してダウンタイムを過ごすことができます。

赤みが消えるまでの日数

移植部位の赤みは、通常1-2週間程度で徐々に薄くなっていきます。完全に赤みが消失するまでには2-4週間程度かかることが一般的です。肌の色が白い方や敏感肌の方は、赤みが長引く傾向があるため、紫外線対策などのケアがより重要になります。

かさぶたが取れるタイミング

植毛後のかさぶたは、移植した毛髪を保護する重要な役割を果たします。かさぶたは術後2-3日目から形成され始め、7程度で完全に形成されます。その後、8-14日目頃から自然に剥がれ始め、2週間程度でほぼ完全に取れることが多いです。自然に剥がれない場合は、洗髪の際に取るようにしましょう。

腫れのピークと治まる時期

植毛後の腫れは、手術当日の夜から翌日にかけて現れ始めます。冷却ケアやなるべく下を向く動作を減らしたり、うつ伏せ寝しないようにすることで腫れを軽減することができます。
術後3日目に腫れがなければ新たな腫れは少ないとされていますが、個人差があります。医師の指示に従い経過をご確認ください。腫れた場合も徐々に軽減していきます。腫れは主に額やまぶた周辺に現れやすく、個人差はありますが1週間程度で大幅に改善されます。

自然な見た目に戻るまで

外見上、多くは3–4週間程度で目立ちにくくなりますが個人差があります。帽子・ウィッグは医師の指示に従い、圧迫の少ない方法でご使用ください。

術後の症状とその経過を詳しく解説

植毛手術後には様々な症状が現れますが、これらは正常な回復過程の一部です。各症状の特徴と経過を詳しく理解することで、不安を軽減し適切な対応ができるようになります。

術後の腫れはいつ起きる?

植毛手術による腫れは、手術当日の夕方から夜にかけて現れ始めることが多く、翌朝には明らかに腫れが確認できるようになります。腫れは重力の影響で下方に移動するため、移植部位だけでなく、額やまぶた、頬の上部にも現れることがあります。ピークは術後2-3日目で、その後5-7日間かけて徐々に軽減していきます。個人差はありますが、1週間から10日程度でほぼ正常な状態に戻ります。

かさぶたが形成される流れ

植毛手術では、移植した毛髪を固定し保護するため、自然にかさぶたが形成されます。手術直後は軽度の出血やにじみが見られ、術後数時間から1日程度でこれらが乾燥してかさぶたの土台となります。2-3日目にかけて完全なかさぶたが形成され、移植した毛髪を覆うようになります。このかさぶたは7-14日程度で自然に剥がれ落ち、下から新しい皮膚が現れます。

痛みや違和感の程度

植毛手術後の痛みは、多くの場合軽度から中程度で、鎮痛剤で十分にコントロール可能です。手術当日の夜から痛みや違和感が現れることがあります。痛みのピークは術後1-3日目で、その後徐々に軽減されます。違和感や軽度の痒みは、かさぶたが取れる頃まで続くことがありますが、これも正常な回復過程の一部です。

初期脱毛と新たな発毛の関係

植毛後3-8週間程度で「初期脱毛」と呼ばれる現象が起こることがあります。これは移植した毛髪が一時的に抜け落ちる現象ですが、毛根自体は生きており、3-4ヶ月後から新しい毛髪が生え始めます。初期脱毛は移植手術による正常な反応であり、心配する必要はありません。新たな毛髪は術後6-12ヶ月かけて徐々に成長し、最終的な結果を実感できるようになります。

異常な症状とその対処法

通常の回復過程を超えた症状が現れた場合は、速やかに医師に相談する必要があります。注意すべき異常症状には、激しい痛みの持続、大量の出血、明らかな感染症状(発熱、膿の発生、悪臭など)、異常な腫れの拡大などがあります。また、2週間以上経過しても症状が全く改善されない場合も相談が必要です。これらの症状は稀ですが、早期の対応により深刻な問題を防ぐことができます。

ダウンタイム中の洗髪・入浴はいつから?

植毛後の清潔管理は感染予防において重要ですが、適切なタイミングと方法を守る必要があります。洗髪と入浴の再開時期と注意点について詳しく解説します。

洗髪は何日目から可能?

植毛後の洗髪は、通常術後48時間後から可能になります。ただし、最初の洗髪は非常に慎重に行う必要があり、可能であればクリニックでの指導を受けることが推奨されます。洗髪の際は、移植部位に直接シャワーを当てず、手のひらに溜めた温水で優しく洗い流すようにします。シャンプーは低刺激性のものを使用し、泡立てた泡で軽く包み込むように洗います。

シャワーで気をつけるポイント

植毛後のシャワーでは、水圧と水温に特に注意が必要です。強い水圧は移植した毛髪や形成されたかさぶたを剥がしてしまう可能性があるため、手のひらに溜めた温水で優しく洗い流すようにします。水温はぬるま湯程度(37-38度)に設定し、熱いお湯は避けるようにします。シャワー後は、清潔なタオルで軽く押さえるように水分を取り、こすったり強く拭いたりしないよう注意します。

入浴はいつからOK?

湯船に浸かる入浴は、洗髪よりも慎重なタイミングが必要で、通常術後1-2週間程度経ってから可能になります。入浴により血行が促進され、出血や腫れが悪化する可能性があるためです。また、湯船の中の細菌による感染リスクも考慮する必要があります。入浴を再開する際は、長時間の入浴は避け、温度も低めに設定することが重要です。サウナや温泉などの高温環境は、さらに長期間避ける必要があります。

洗髪中にやってはいけないこと

植毛後の洗髪で絶対に避けるべき行為がいくつかあります。まず、爪を立てて洗ったり、強くこすったりすることは厳禁です。また、かさぶたを意図的に剥がそうとする行為も、移植した毛髪の定着を妨げる可能性があります。ドライヤーの使用は、患部から十分に距離を取り、冷風または低温で使用する必要があります。ブラッシングも、患部を避けて行うか、非常に柔らかいブラシを使用するようにします。

仕事・外出はいつから?日常生活の復帰タイミング

植毛後の社会復帰は多くの患者にとって重要な関心事です。仕事や外出、運動など、日常生活の各活動をいつから再開できるかについて段階的に解説します。

仕事復帰の目安

デスクワーク中心の仕事であれば、翌日から復帰が可能です。ただし、腫れや赤みが目立つ期間です。営業や接客など、人と頻繁に対面する仕事の場合は、ヘアスタイルで隠せる場合は1-2日間程度の休暇を取ることが望ましいでしょう。肉体労働や汗をかく仕事も同様です。可能であれば、事前に職場の理解を得ておき、柔軟な勤務形態を相談しておくことが重要です。

運動再開はいつから?

運動の再開は、その強度に応じて段階的に行います。軽いウォーキングは術後3-5日程度から可能です。ジョギングやサイクリングなどの有酸素運動は術後2週間程度、筋力トレーニングやコンタクトスポーツは術後3-4週間程度経ってから再開します。運動により血行が促進され、出血や腫れが悪化する可能性があるため、医師の許可を得てから段階的に強度を上げていくことが安全です。

人目が気になるときの対策

植毛したことを周囲に知られたくない場合、いくつかの対策があります。帽子やバンダナ、ヘアバンドなどのアイテムを活用することで、患部を自然にカバーできます。髪型の工夫により、未施術部分の髪で患部を隠すことも可能です。また、メイクアップ用のコンシーラーで赤みを目立たなくする方法もあります。事前に美容師と相談し、術後に適したヘアスタイルを準備しておくことも有効な対策の一つです。

帽子やウィッグの使用はOK?

帽子の使用は術後数日から可能ですが、患部に圧迫を与えない程度の緩いものを選ぶ必要があります。通気性の良い素材で、内側が清潔に保てるものが理想的です。ウィッグについては、患部への直接的な接触や圧迫を避けるため、術後1-2週間程度は使用を控えることが推奨されます。使用する際は、医師に相談し、適切な装着方法の指導を受けることが重要です。どちらも長時間の着用は避け、定期的に取り外して患部の通気を確保するようにします。

生活リズムを崩さない工夫

植毛手術による生活の変化を最小限に抑えるため、事前の準備と工夫が重要です。手術前に仕事の調整を行い、術後数日間は余裕のあるスケジュールを組みます。睡眠時間を十分に確保し、規則正しい生活リズムを維持することで、回復を促進できます。また、栄養バランスの取れた食事と適度な水分補給により、体の治癒能力を高めることができます。ストレス管理も重要で、術後の症状への過度な心配は避け、医師との定期的な連絡により安心感を保つようにします。

ダウンタイムを快適に過ごすセルフケア方法

適切なセルフケアにより、ダウンタイム中の不快感を軽減し、より良い治療結果を得ることができます。推奨されるケア方法と注意すべき行動について詳しく解説します。

アルコール・喫煙はいつまで禁止?

アルコールと喫煙は、植毛後の回復に悪影響を与えるため、一定期間の制限が必要です。アルコールは血管を拡張させ、出血や腫れを悪化させる可能性があるため、術後少なくとも1週間、可能であれば2週間程度は完全に禁酒することが推奨されます。喫煙は血行を悪化させ、毛髪の定着率を低下させる重要な要因となるため、術後最低2週間、理想的には4週間以上の禁煙が必要です。可能であれば、この機会に完全な禁煙を目指すことが、長期的な毛髪の健康にも有益です。

紫外線対策の重要性

植毛後の患部は紫外線に対して非常に敏感になっており、適切な保護が必要です。紫外線は炎症を悪化させ、色素沈着の原因となる可能性があります。外出時は必ず帽子を着用し、直射日光を避けるようにします。日焼け止めの使用については、患部への直接塗布は避け、周辺部分にのみ使用します。可能な限り日陰を選んで歩き、長時間の屋外活動は控えることが重要です。これらの対策は術後1ヶ月程度継続することが推奨されます。

枕・寝方の注意点

睡眠時の姿勢と枕の選び方は、腫れの軽減と患部の保護において重要な要素です。仰向けに寝ることを基本とし、うつ伏せは腫れる原因になるのでやめましょう。枕カバーは清潔なものを使用し、毎日交換することが理想的です。

冷却ケアの方法

適切な冷却ケアにより、術後の腫れや炎症を効果的に軽減することができます。冷却は術後に行う事が効果的で、保冷剤をタオルで包み、患部周辺に15-20分間当てることを数回繰り返したり冷却シートを額に貼ることで腫れの軽減が期待できます。

患部に触れない工夫

無意識の接触や摩擦を防ぐ環境づくりは、移植した毛髪の定着において極めて重要です。日中は意識的に手を患部から離すよう心がけ、痒みがある場合も掻かないよう注意します。睡眠時の無意識な接触を防ぐため、薄手の手袋を着用することも有効です。衣服の着脱時は十分注意し、特にセーターなどの引っかかりやすい衣類は避けます。タオルで顔を拭く際も、患部を避けるか非常に軽く押さえる程度に留めます。これらの注意は、かさぶたが完全に取れるまで継続することが重要です。

当院での植毛手術とダウンタイムの症例紹介

当院で実施した実際の症例を通して、植毛手術のダウンタイム経過と術後経過の一例(客観的経過)をご紹介いたします。

  • 年齢・性別:30代男性
  • 施術の目的:AGA治療のため
  • 施術内容:植毛FUT1700株
  • 施術回数:1回
  • 副作用・リスク:個人の健康状態や術式、株数などにより異なりますが、移植に伴う患部の腫れ、かゆみ、赤みなど通常の外科的な手術でおこりうる症状が出る場合がございます。通常1週間~1ヵ月程度で改善します。
  • 施術費用:モニター価格 682,550円(税込)
植毛FUT1700株症例紹介

※本施術は自由診療(保険適用外)です。効果には個人差があり、すべての方に同様の結果が出るわけではありません。リスクや副作用については、医師と十分にご相談の上、施術をご検討ください。

植毛ダウンタイムに関するよくある質問【Q&A】

かさぶたを早く取っても大丈夫?

術後1週間は取らずに過ごしてください。

人にバレずに植毛できますか?

移植部、採取部共に現在の髪型で隠せている場合は目立ちにくい場合があります。ただし個人差があり、術式や髪型、生活環境によって異なります。必要に応じて医師へご相談ください。

洗髪後に出血したら?

患部を清潔なガーゼ等で圧迫してください。
それでも出血が止まらない場合はご来院をお願いいたします。

温泉やサウナはいつから?

状態にもよりますが1〜2週間程度はお控えください。

赤みが長引いているが大丈夫?

赤みが引く期間には個人差があります。
気になる場合はご来院をお願いいたします。

植毛後のダウンタイムまとめ

植毛手術後のダウンタイムは、美しい仕上がりを得るための重要な期間です。適切な知識と準備により、快適に過ごすことができます。
植毛後のダウンタイムは一時的なものであり、適切なケアにより多くの方で改善が見込まれますが、回復過程には個人差があります。不安になることもあるかもしれませんが、医師の指示に従い、段階的な回復を辛抱強く待つことが大切です。初期脱毛などの現象も正常な過程の一部であることを理解し、最終的な結果を楽しみに過ごしてください。
植毛手術は個々の悩みに応じた医療選択の一つです。ダウンタイムを正しく理解し、適切に過ごすことで、満足度向上をめざせますが、仕上がりには個人差があります。ご不明な点やご心配なことがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。私たちは患者様一人ひとりの美しい未来をサポートいたします。

ご予約・お問い合わせについて

恐れ入りますが当クリニックは完全予約制です。
初診と再診でご予約の際の電話番号が異なりますのでご注意ください。

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監修医師

医療法人仁由会 理事/日本ウェルネス再生クリニック 院長

山本 一仁Yamamoto Kazuhito

平成3年 京都府立医科大学卒業、同年京都府立医科大学第一外科入局。
その後社会保険神戸中央病院外科医長としての勤務を経て、 平成15年よりビバリーヒルズクリニック院長就任。
平成22年よりウェルネスクリニック大阪梅田院に勤務。
平成23年より梅田美容山本クリニック院長就任。
平成29年より医療法人仁由会 日本ウェルネス再生クリニック院長就任。

前原医師の画像

監修医師

医療法人仁由会 理事/日本ウェルネス再生クリニック 副院長

前原律子Ritsuko Maehara

2014年 神戸大学大学院医学研究科 博士課程 入学
2016年 神戸大学大学院医学研究科 博士課程 修了
2016年 医療法人前幸会 ささゆりヘルスクリニック 開院
2020年 医療法人仁由会 日本ウェルネス再生クリニック副院長就任